冠婚葬祭
冠婚葬祭って、あるけどさ
ほんとに、人が集まるポイントだと思うわ
幼稚園からの幼馴染に毎年、年賀状だしてんのね
で、そこの家、家族仲良すぎて、毎年家族写真の年賀状なのよ
みんなで、老けたなあーとか言いながら見るのが年始の楽しみだったのね
それが、今年こなくて
いや、喪中じゃね?って言ってただけど、おじいちゃんかおばあちゃんのね
でも、親亡くなってた
その、喪中葉書が今日届いて、言葉失ったというか信じられん
毎年当たり前に眺めてた家族が急にそうじゃなくなるのって、なんかうまく言えないけど、違う世界見てるみたい
前、そいつに電話した時、いつものノリで、なにしてんのよ!!元気か!!ってやっちゃって
いま、彼女といるからごめんって冷たくされてから、なにあいつ変わったのかって思ってたけど
時期的にたぶん、余裕なかっただけなのかもしれんと思って、急に会いたくなったわ
札幌帰りたい
幼馴染みんなに会いたい
みんななにしてるの?親元気?兄弟元気?
辛い時、一緒にいてあげたいわ
幼馴染のままのところいって、飯食いたいし
お線香あげにいきたい
もうね、幼稚園小学生のとき、むっちゃ遊んでもらったからね
でも、この喪中葉書もらってお陰でみんなのことしっかり思い出して
片っ端から電話かけて、たわいもない話しして、楽しかった
みんなの声聞けてよかった
冠婚葬祭、いろんな感情になるけど、人をつなげるポイントになるのは間違いない
これをきっかけに、また連絡してみようって思える
幼馴染ってさ、なんか特別な存在じゃない?
今はそこまで連絡取り合ってなくても、人生の中では大きな存在
会うと、小さい時のこと思い出して、少年少女の目に戻ってバカな話するじゃん
一方で、しっかり成長したお互いもいて、真面目な話もできるじゃん
この、絶妙な距離感が特別
幼馴染、大好きでさ、私
札幌いったら、真っ先に会いに行くんだよね
向こうに予定あってもねじ込む
そんなふうに、幼馴染の大切さとか、冠婚葬祭の力を感じた年始でした